ヨーグルトで腸内環境を整えて健康な毎日を
私は最近,腸内環境と乳酸菌に関するコマーシャルを雑誌・新聞広告をよく見かけます。また,健康に関するアンケートでも腸内環境に関するアンケートの件数も結構あるように感じます。
これは,前向きに考えると,我々の健康をしっかりと維持するには腸内環境をきれいに整えて常に腸の健康を保たなければならないということだと私は理解しました。
しかも,腸は第2の脳とも呼ばれています。
このことからいっても,腸内環境が健全であれば免疫力も強くなり栄養の吸収も活発になり体の健康が保たれるということになります。
しかし,最近はストレス社会のせいか胃腸の調子が悪い人も多く,大腸癌の件数も増えていることも事実です。
大腸癌の原因として肉食を原因にあげて肉食は健康を害す現況のようにまくし立てている人もいますがそれは間違いだと思います。
私も肉は大好きなのでよく食べます。若い頃よりも体力がついて体格も良くなったのは肉食のおかげだと思います
問題は肉食の時は必ず肉と野菜をバランス良く食べることです。しかし,日本人の腸は欧米人に比べて1メートルくらい長いといわれています。
つまり,食べた肉は欧米人よりも長く腸の中に滞在するわけです。ですから,肉を食べる時は必ず野菜も多く食べる必要があります。
それは,野菜の中の食物繊維が通じをよくしてくれるからです
そして,もうひとつ腸内環境をよくするために必要なのが「乳酸菌」です。
乳酸菌などというと少し専門的なイメージを抱く人がいると思いますが,乳酸菌は我々が普段口にするチーズやヨーグルトに含まれています。
中でもヨーグルトは新鮮な乳酸菌をしっかりと摂取できる食品です。それに,近くのスーパーに行けばいつでも買うことができるといった一番手の届く健康食品です。
最近は朝食にヨーグルトを食べる人が多いと聞いていますがこれは大変良いことです。
実際,長寿者の多いブルガリアやコーカサス地方の人たちの食卓には必ずヨーグルトを欠かしません。
なぜブルガリアやコーカサス地方に長寿者が多いのかということですが,これはヨーグルトの中の乳酸菌が腸内環境をしっかりと整えてくれるからだといわれています。
つまり,腸内環境がしっかりときれいに整っている人は便通もよくなるので腸内に有害物質が残りにくくなります。そうなれば大腸がんの危険性も少なくなります。
乳酸菌には腸内環境を整える整腸作用の他に免疫機能を向上させる働きや血中コレステロール低下作用もあります。
乳酸菌を多く含んだヨーグルトを積極的に食べて健全な腸内環境を作り健康な毎日を過ごしましょう。